ATMでおじいちゃんに暗証番号入力させた話

ATMにいくとたまに思い出すことがあって、

大学生のときに近所のATMに行きました。

4つATMがあって、埋まってたので待っていました。そしたらATM操作してるおじいちゃんが明らかに困ってたんですね。

その間に他のATMが全部空いて、そこには私とおじいちゃんだけになっていました。

かわいそうだったので、一応声をかけてしまったのですよ…

 

私「大丈夫ですか?」

おじいちゃん「お金がおろせないんだけど」

ふむふむ…操作の仕方がわからんのかな?

私「そしたら、カードをここに入れて、引き落としのところ押して、はい、じゃあ暗証番号入れてくださいね」

このあたりでかなり怪しい人ということは自分でもわかっていました。なので暗証番号のところは画面を見ないで外をみてました笑

おじいちゃん「(ピッピッピッ)……」

私「?(暗証番号わかんないのか?)」

おじいちゃん「(ピッピッピッピッ)……」

ATM「もう一度、やり直してください」

カードがなんども出てきて、時間だけが過ぎていきます。

私「おじいちゃん暗証番号ってわかりますか?」

(このセリフだいぶ危ないです💦)

おじいちゃん「うーん」

私「4桁の数字なんですけど、心当たりあるのないですか?」(危ない危ない💦)

おじいちゃん「15万円おろさないといけない」

私「うんうん、15万の前に暗証番号なので、それいれてみて」

 

何度かやってみてやっと暗証番号クリアしました笑

どうやってクリアしたのかわかりません笑

 

私「そしたら150000って入力して…で、はいこれでおっけー」

ATM「お取り扱いできません」

私「なに?!」

まさか残高不足かい!

おそらく残高不足なので、残高照会を見てみるとたしかに15万は入っていませんでした。いくらあったか覚えてないのですが10万は切っていたと思います。

 

私「おじいちゃん15万何に使うの?今日おろさないとだめ?」

 

おじいちゃん「ん、病院に行くんだよ、これから」

 

私「病院?(病院で15万も使わないだろう…)その後はどこか行く?」

 

おじいちゃん「いつもの行ってる病院に行く…」

 

私「わかった、そしたら1万でいいね、病院1万で足りるよね?」

 

 

 

そのあとは一緒に1万円をおろして、病院に行くであろうおじいちゃんを見送りました。

 

これで良かったのかわかりませんが、だいぶ怪しい人になったのは間違いありませんでした😭💦